相手方に対する分析はとても大切だと思っています。
この世の中には、様々な性格の人々がいます。
喜怒哀楽が激しい人、大人しい人、真面目な人、悪いことも平気にやる人、すぐ暴力を振るう人、やさしい人…。
しかし、性格とは、一つで表しきれず、人は様々な面を持っているかと思います。
しかも、二重人格や、そこまでいかなくても、キレると性格がコロッと変わる人もいます。
そのような様々な面を持つ、自分以外の人に対して（…雑談ですが、もしかすると、自分の性格すら、きちんと自分で把握できていないかもしれませんが…）、どのように自分の希望を述べ、相手方を説得させ、納得させるか、ということは、「交渉術」においては非常に大切なのではないかと思うわけです。
たとえば、自分に対し、とある方から、
「ねぇ、お金貸してよ」
と言われたとします。
貴方はどういう対応をなさいますか？
少しシミュレーションしてみてください。
…どうでしょうか？
・「今はちょっとお金ないんだ、ゴメンね」
・「無理！」
・「は？何言ってんの？」
・「いつも貴方はお金をせびるよねぇ、恥ずかしくないのかな？」
…さまざまな対応がありますよね。
やさしく言う人、冷たくあしらう人、怒る人、嫌味っぽく言う人など、対応は様々。
なおかつ、相手方のこれまでの貴方に対する対応など、「相手が作り出した状況」や、自分が機嫌が悪いときに言われた場合などの「自分の状況」も、対応に影響にありますから、とても複雑ですよね。
しかし、大切なのは、
「まず相手の傾向や、よきタイミングを観察すること」。
つまり、相手がどこに喜び、どこに感動などし、また、今言うタイミングとして最適か否かを、しっかり確認してから交渉すると、意外とすんなり行く可能性が高まるわけです。
相手に対する、「傾向と対策」の分析と実践。受験だけではありません。
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◯ 離婚行政書士 渡邉 康明（わたなべ やすあき）
行政書士として、行政書士法人エド・ヴォン東京オフィスに所属しております。
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②法務…行政書士として、離婚協議書の作成等を行ないます。
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