カウンセリング · 07日 1月 2020

やられたらやり返す？

【やられたらやり返す？】
僕がこれまで見てきたケースでは、「やられたらやり返す」という視点が強いケースがありました。
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つまり、ギャフンと言わせたい、相手を懲らしめたい、相手より有利に立ちたい、というような心理状態でしょうか。
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たしかに、お気持ちはいたいほどわかります。貴方の相手に対するこれまでの悔しさや、悲しさ、怒りなどがあることはやむを得ないことなのです。
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しかし、あくまでも「冷静に」。
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その気持ちを、貴方の今後の幸せのためのエネルギーに変えましょう。
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すなわち、貴方の言い分が通るように証拠を残す、言うべきことを、冷静かつ論理的に、きちんと相手や、調停委員、裁判官などに言う…。
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実は、法治国家での戦い方とは、「法と世論」だと思っています。つまり、法をいかに駆使し、かつ、周りからの支持をいかに得られるか。対して、暴力では、「やられたらやり返す」の連鎖となりやすい。これは、戦争時もそうですが、離婚の場合も同じだと思います。
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だから、貴方の「怒りのパワー」を、証拠収集と、貴方の希望の実現に費やしましょう。
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◯ 離婚行政書士　渡邉康明

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