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空気を読む

【空気を読む】

「空気を読む」ということは、大切だとも言われます。

私見としては、相手に対し、「空気を読んで欲しい」、「空気を読め」と求めるよりも、むしろ、自分が空気を読むべき努力をするべきかと思います。

なぜならば、それが、結果として、自分を守ることに繋がるから。

ただ、なにも、「すべて配慮し、すべて相手に合わせろ」というわけではありません。

思うに、「空気を読む力」というのは、「状況分析能力」を前提とした、「状況判断能力」なのです。

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とても懐かしい例えで恐縮なのですが、植木等さんのギャグに、「お呼びでない?こりゃまた失礼しました!」というものがありました(なぜ、満41歳の自分が、この懐かしいギャグを知っているのだろう、ま、この話は別の機会に)。

すなわち、問題は、「今、言うべきタイミングか?」や「今、すべきタイミングか?」が、適切に判断できるか、なのです。

もし、これを誤れば、事態は悪化します。

「火に油を注ぐ」というようなもの。

相手はますます怒り、呆れ、不信に思い、結果、自分の望む理想のシナリオから、どんどん離れていきます。

ゆえに、「空気を読む」ための自分の努力は大切。

日常の夫婦生活にもあてはまりますし、離婚の話し合いの際にも、重要なポイントです。



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 離婚行政書士 渡邉 康明

 【東京都行政書士会所属。行政書士、申請取次行政書士】

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