一般的に、私たちは、自分に「味方」をつけたがります。なぜならば、自分を支持する人を増やして上手く進めたいものですし、とにかく、自分だけひとりぼっちになるのは、なかなか嫌なものですから。
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夫婦関係が悪化した時、「味方」は誰でしょう。そうですね、「子」をターゲットにしやすいでしょう。
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さて、子を「味方」にするには、どうしたらよいでしょう。そう、「相手が悪い、自分は被害者だ」と、子に言い続ければよいでしょう…。
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しかし、果たして、それは真実なのでしょうか。また、言葉が悪く、誠に申し訳ありませんが、それは「洗脳」なのではないでしょうか。
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ちなみに、子を、新しい再婚相手(予定も含みます)に意図的に慣れさせるため、これを使う人もいらっしゃいます。
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私見としては、あまり「洗脳」はおすすめしません。なぜなら、その「洗脳」による悪影響は、何らかの形で、いずれ返ってくるだろうから。
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「不安だからこそ、洗脳し、早めに安心したい」
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お気持ちはわかります。しかし、それは、果たして、「子の福祉」を考えた結果なのでしょうか。それは、貴方のお気持ちを優先したものではないでしょうか。
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「自分は騙された」と後でわかった時、お子様はどう思うでしょう。
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すなわち、将来の貴方とお子様の「幸せな離婚後」のためには、お子様のことも、ぜひとも考えていただきたいのです。
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反対に、「相手は、子を洗脳し、自分を悪者に仕立て上げるかもしれない」と想定し、貴方は、離婚準備を進めていただければ、と思います。
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