お子様を連れながらの再婚

【お子様を連れながらの再婚】

連れ子への虐待や、悪くすれば、到底許されざる殺害が、後をたちません。

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一体何があったのか…。

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しかし、これらは、到底許されない「人権侵害」であり、「犯罪」でしょう。たとえ親だとしても、子に対し、そこまでする権利は、法律上認められていません。

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しかしながら、いわゆる「連れ子」と、新しい「親」、特に「父親代わり」の人とのトラブルは、よく問題となります。

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それはなぜでしょう。

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思うに、子供は、「俺・私のパパは一人だけ」と思いやすく、「父親代わり」の人は、「俺の血が繋がっていないし」と思いやすいのではないでしょうか。

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ゆえに、そして、その「父親」は、「悔しさ」、「嫉妬」、「無関心」など、様々な感情で、「しつけ」と称し、その子を苦しめたり、いじめたり、ストレスの吐口としてしまう…。

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この残念ともいえる現実を、まずは、受け入れなければなりません。

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お子様のお母様・お父様からすれば、「父親・母親から代わり」が必要だ、と思いやすいわけです。また、自分の好きな人を、「パパ・ママ」として受け入れて欲しいという思いは強いはずです。

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しかし、「今日から貴方のパパ・ママよ！」といわれても、「なんだい！俺・私のパパ・ママは一人だい！！」と思いやすいはず。

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つまり、貴方にとっては、最適な「子のパパ・ママ」でも、お子様は、必ずしも、そうは思わないのです。

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だから、「血が繋がっていない」という前提から、皆、始めるべきでしょう。

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子供だろうが、大人だろうが、人の気持ちは簡単には変わりません。

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無理やりでなく、互いの「信頼」をまず作る。そう、あせらず、じっくりと。まずはそれから、です。

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そうすれば、「育ての親」、「俺の・私の子ども」と、自然になってくるはずです。

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焦る必要は、全くありません。じっくり、互いに信頼関係を、手厚く、作っていきましょう。

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◯ 夫婦問題研究家　離婚行政書士　渡邉 康明

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