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“子どものため”か

子どものためか】

「子どものために、今は離婚できない」とおっしゃる方もいらっしゃいます。

たしかに、家族がバラバラにならないのは、素敵なことですし、理想です。

しかし、「無理」していらっしゃいませんか?そこが、とても、心配なのです。

もちろん、離婚しないのは、理想ですし、社会の誰からも、噂も文句も言われないですし、経済面はもちろん安心かもしれません。

でも、「仮面」家族で、実は、家の中では、誰かが怒鳴り、誰かが傷つき、誰かが悲しみ、誰かが無関心、そんな家庭だとしたら、果たして、いかがでしょうか?

私が一番怖いのは、「子どもの心」。そもそも、「心」とは、もろいもの。すぐ、壊れます。子供なら、なおさら。

で、その壊れた「心」が、その子の一生を変えていくのです。

正直申し上げて、私は、「子どもが傷つき続けてしまっている家庭だとしたら、いっそ、そんな家庭、壊してしまえ!」という派です。それほど、深刻なことだと、私は考えております。

なぜなら、家より、お金より、世間体より、「心」は、大切な問題だから。

なお、今すぐ離婚が難しい場合は、「別居」という方法もあります。

少なくとも、家族の中で、問題がある人とは、距離を置きましょう。



【夫婦に徳するお話】

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夫婦問題研究家・離婚行政書士 渡邉康明 (東京都行政書士会所属)

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